イギリス旅行記~2日目③

2日目全体地図

王立海軍大学(Royal Naval College, Greenwich)

グリニッジ天文台からテムズ川方面へ丘を降りる。

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Queen's Houseを過ぎ、Royal Naval Collegeに至る。

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ここはマイティ・ソー/ダーク・ワールド』(Thor: The Dark World)で最終決戦の舞台になった場所だ。

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戦いの最中、ソーはここからロンドン市街へ吹っ飛ばされたあと、チャリングクロス駅から地下鉄に乗って戻ってこようとする。実際はチャリングクロスから2,3駅では無いし、そもそもここ、地下鉄通ってないんだけどね。

ガンダムVのアインラッドを彷彿とさせる敵の巨大戦艦が揚陸してくるところも当然ここ。

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こんな感じ。

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グリニッジ駅(Greenwich Station)

Royal Naval Collegeを後にし、カティーサーク号(Cutty Sark)を横目に見ながらグリニッジ駅まで歩く。

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ロンドンのメルクマールの一つともいえる赤い公衆電話ボックスも、現在はこうして広告塔として使用されているとかいないとか。

15分ほど歩いて駅に到着。
時刻は17:30頃。London Bridge Stationへ戻る。

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軽巡洋艦ベルファスト(Belfast)

London Bridge Stationからタワーブリッジを目指してテムズ川岸へ。

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時刻は18:30頃で、日本でいうと帰宅ラッシュか。
パブもやたらと賑わっているように見えるけれど、この店が特別ということはない。
市内のパブは見た限りだいたいこんな感じだった。

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軽巡洋艦ベルファストは記念艦として投錨している。
料金を払えば中を見学することもできるようだ。

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それにしてもほんとに汚ったない川だこと。信濃川を彷彿とさせる。

タワーブリッジ(Tower Bridge) 

言わずと知れたランドマークが見えている。
有数の観光地だけあって、周りにいる人たちがとっても多国籍。

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ガラス張りの丸い建物はシティホール。
こちらは『トランスフォーマー』や『007:SPECTRE』に使われていたりする。

そのシティホールの近くにオープンなパブ*1があった。

周りを真似て、忙しそうにしている店員に直に注文を伝える。
と、首を横に振られながら何やら告げられた。
注文を取ってくれない理由がわからない。しかも他の客の注文には次々に対応するのでますますわからない。
……ろくに英語のわからない東洋人だから断られてしまったのだろうか。
としばらく不安になっていたところで、やっと注文を聞いてくれた。
どうやら首を横に振ったのは「少し待て」という意味だったようだ。
機械の不調? 客のトリアージ
待たされた理由は結局定かではなかったが、とりあえず僕はビールを手にしたのだった。

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それぞれどういう名前だったか今となっては覚えてない。
手前のは「PIMM'S O'CLOCK」とあるので、このあたり関係してそうだが。

PIMM’S | Home

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レモネードカクテル?

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ランドマークとして死ぬほど見てきたタワーブリッジを実際に渡っている。
興奮を通り越してもはや現実感が無い。
ぱっと見、橋というより塔のほうが目立つので歩行者自動車が渡っている印象があまり無かったけれど、こうして渡ると紛れもなく橋だなというのがわかる。
橋幅に対して歩道が広い。

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タワーおよび空中歩道の部分は料金を払えば実際に入って見学できる模様。歴史を説明した展示物などもあるとか。
歩道、というかタワーブリッジスパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(原題:Spider-Man: Far From Home)の最終決戦地として使われている。
もしこの映画視聴後に行っていたら、登っていたかもしれない。

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半分ほど渡ったあたりで、周囲の人たちが少しざわついた感じがあった。観光地だしざわめきもあるだろうと思ってとくに何も思わず橋を渡りきったのだけれど、その理由はすぐにわかることになる。

ロンドン塔(Tower of London

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ロンドン塔は時間の関係で今回は中に入らず外の見学で済ませることを決めていた。

このまま右回りでぐるっと回って駅に向かおうとしていたところ、周りの人たちがいっせいにテムズ川を指さして何か言っている。
釣られて僕らも振り返ってみると、

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橋が上がっている!

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さっき、橋を渡るときに感じたざわつきはこれだったのだろう。
跳開が通知され、橋の上でその様を見ようとした人たちが一箇所に固まっていたものらしい。
少し惜しいことをしたかもしれないな、と思いながら、橋がまた下りるまでを眺めてその場を去った。

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しかし見ればみるほど塔というより城に見える。

タワーヒル(Tower Hill)

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ヒースロー空港からはバスだったので、2日目にして初めて地下鉄に乗る。

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覚えていないのだけれどどこかの駅*2で乗り換え、キングスクロスへ。

キングスクロス(King's Cross)

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キングスクロスといえば、おなじみのコレ。

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9 3/4ホーム。
昔はリアルに改札内の該当箇所にあったのが、いつからか改札の外にこうしてモニュメント状に設けられることになったそうだ。
実際の場所に作ってくれるほうがリアルで嬉しいけれど、見物客の混雑を考えると仕方がないところなのだろう。
ちなみに、混雑具合はこんな感じ。

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混雑することは事前に知っていたので最初から並ぶ気はさらさらなかった。
改札内に無いのであればなおさらだ。
壁の記念撮影スポットには専属スタッフが一人常に付いていて、グリフィンドールのマフラーや魔法の杖を貸してくれたあと、写真も撮ってくれる(たぶん無料)。
原作ではこの時点でマフラーも杖も持ってないじゃん、とか思いながらも楽しそうに写真撮影する観光客らの姿を眺めるだけで満足した。

真横にはご丁寧にハリーポッターのグッズストアがあって、ここ限定の商品などもいくつかある。欲しいものがあったら買うつもりで入って物色するも、結局買わずに退店した。

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↑はあまりのクオリティについ写真を撮ってしまったマグネット。

帰宿

キングスクロスから歩いてホテルまで帰る。

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早めにホテルまで戻ってきました、みたいな雰囲気が出ているけれど、時刻は夜の21:00。

そして万歩計を見て驚く今日1日で歩いた歩数。

夕食

この時間からまた外に出て飲食店を探す気力体力が無かったので、夕食は近くのパブ「The London Pub」でフィッシュアンドチップスをテイクアウト。

できるだけ英単語だけでのやりとりを避けたくて
「(ここは許可を求める疑問文で、letには動名詞で受けてOとCの順番が変わるから……)
Could you let me taking it away?」
と言ったらまっっっっっっったく通じなかった。

困ってえいやっと「take away, ok?」と言ったらあっさり。
「take away」はイディオムというかもう名詞のようだ。変形させると意味が変わってしまうのだろう。ひょっとして「(カネを払わずに)奪い去っていいか?」と言ってしまったのかな。

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(たぶん)Fresh Beer Battered Cod Fillet £11.95

初めて入るパブの雰囲気やら英語やらに気圧されて調味料を少ししか取ってこなかったという痛恨のミスを犯す。あとビネガーかけ忘れた。
フィッシュはサクサクほくほくだからいいのだが、ポテトがやや辛かった……。

*1:ビールサーバーを備えた大規模な屋台があるような場所

*2:写真のexif位置情報ではホワイトチャペル(Whitechapel)。Jack the Ripper縁(?)の地ということで精神高揚したりしたっけな