イギリス旅行記~1日目①

空港

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空港に到着。
到着したターミナルと保安所のあるターミナルが異なるため、移動する。
Baggage Claimに速やかに移動しなければ(海外だし)手荷物を紛失してしまうかも、という不安を抱えながら、移動のために空港内を走る電車?を利用したくて乗り場を探す妻と、案内看板のとおりに進むべきと主張する僕の間で一悶着ある。
(そして結局電車?ではなく歩いて移動することになり、妻からクレームを貰う。荷物は無事回収できた)。


入国審査は「eGate」によりパスポートと顔をスキャンして自動で行なわれる。
すごい! 入国審査の受け答え練習してきたのにまったく意味なかった!
↓eGateについて

youtu.be

保安所を抜けてしばらく通路どおりに歩くと視界が開けた。
どうやら到着ロビーに着いたようだ。
今回、僕らはホテルまでのバス送迎プランを申し込んでいる。
探してみると、テレビとかで見たように、策の向こう側でスケッチブックを持っているおばちゃんがいた。同じツアーに申し込んでいる人たちが揃うまで突き当たりのベンチのあたりで待っているよう、曖昧な感じの指示を受け、どきどきしながら突き当たりまで歩く……おお、日本人がいた。ここか。

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喫煙所

じつは、妻がトイレに行っているあいだに、(当然荷物を持って)一服しようと喫煙所に行った。
喫煙所といっても、イギリスが屋内完全禁煙であることは事前に知っていたので、近くにあったドアから外に出たところにあったスタンド灰皿付近を指す。
イギリスでは屋内が完全禁煙である一方、屋外では喫煙所という概念が無いらしく、飲食店のオープンテラスは当然として、駅前の雑踏での歩きたばこという、日本では強く非難されるような行為もしばしば見かけられた。

さて、現地でしか売っていないたばこを楽しむのも旅の醍醐味の一つだ、どこで買えばいいのだろう、と考えながらたばこを吸っていた僕は、そこで人に話しかけられた。
初めての現地人との会話である。

喫煙所で赤の他人に話しかけられるときというのは「火(ライター)貸してください」だと相場は決まっているので、話しかけられた瞬間から「Yes」と答えてライターを渡す準備を内心していたのだが、差し出されたその手のひらに小銭が大量に乗っていたので、聞き取れないままとっさに「No」と返答したのだった。

今思えば、その人はそのあと違う人に話しかけてなにやらやりとりしていたので、意図していたのは「(小銭は払うから)たばこ一本くれ」とかそんなところだったかもしれない。が、そのときの僕の不安は「麻薬を売りつけられるのでは……!」だった。

真相はわからないが、海外旅行初心者にとっては難しい対応だっただろう。むしろ変なトラブルに巻き込まれなくてよかったと思う。

高速バス

高速バスに乗り、ロンドン市街中心部にあるホテルへ向かう。
同乗の日本人ツアー客は8組くらいだった。

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とても明るいが、このとき夜の21時前。もうそろそろ寝てもいい時間なのに、着いたばかりというのも相まって、「よし、これから観光だ!」という気分になっている。

ホテル

バスの同乗客のうちのほとんどが同じホテルだったので、固まってチェックイン列に並ぶ。ホテルに着く頃には周囲は暗くなっていて、時刻はもう21:30を回っている。早く無事にチェックインしてご飯を食べて寝なければ、と急に焦燥に駆られ出す。

チェックインの際は添乗員から受け取ったバウチャーを提出しつつ、「Write down」と言われながら宿帳(と言うのだろうか?)を記入する。一つ不明な記入欄があって躊躇していると「ah......ユウビンバンゴウ?」などと言われ、唐突な日本語に苦笑しながら無事チェックイン完了。

ツアー客の全てのチェックインが終わるまで、そしてチェックインが終わって部屋を確認するまで、添乗員はロビーで待機してくれていた。どうも、部屋が予約と違ったり設備が不良だったりでクレームがあることに備えてくれていたのだということだ。

この添乗員さんとはじつは今回の旅行中にあと2回お世話になるのだが、このときの僕たちはまだ知らない。

夜食

1日目の夜食はマクドナルド。
日本のそれとは異なり、液晶タッチパネルでの完全無人注文がおもしろく思えたのもあったし、日本で普遍的なチェーン店の海外でのあり方みたいなのに興味もあった。

到着時には22を回っていたが、やや混み合っていた。
その混み具合は、同じ時間帯の渋谷のマクドナルドを想像するとだいたいぴったり。

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タッチパネルで選択して、筐体組込みのCAT端末でクレジットカード決済。

Kansas City Stack with a Smoky Steakhouse 4.59€
 Sauce
Chicken Legend with Hot & Spicy Mayo 5.39€
 Regular Hot Chocolate
 Medium Fries
Aero McFlurry 1.39€

決済後、プリンタエラーでレシートが出てこないというトラブルが発生して画面操作にやや戸惑うものの*1、受付番号との照会でカウンターから商品を受け取って完了。
そこは日本の仕組みと同じ。
そして悩むことなくテイクアウト。
というか、イートインスペースが無かったような気がする。

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感想:
「肉、もうちょっとシズル感があってもよくない? いやマックはもともとこんな感じだっけ?」
「エアロフルーリー失敗したわ、不味い……」
「ホットチョコゲロ甘……」

食べながら荷物を広げ、シャワーの勢いがやや物足りない風呂に入りベッドに横になる。
先に風呂に入った妻はシャワーのコックの存在に気づかずに壊れていると思いこみ、バスタブですごい体勢になって蛇口から(!)お湯を浴びていたらしい。

慣れないベッドに時差もあるので寝れるかどうか少し心配だったが、
いつ寝たのか記憶に無いくらい死んだように就寝。

*1:The receipt printer has failed. Press "Yes" to retry, or "No" to continue without a receipt.
おそらく用紙切れか何かで、「No」を押さないと永久ループだった。

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